ギブン社 小腸用カプセル内視鏡の承認取得 画像解像度アップ 14年に発売予定
公開日時 2013/09/25 03:50
イスラエルのギブン・イメージング社は9月23日、最先端の小腸用カプセル内視鏡PillCamSB3について、日本で薬事承認を取得したと発表した。クローン病や鉄欠乏性貧血、原因不明の消化管出血などに関連する小腸の異常を極めて低侵襲に可視化する。今後、保険適用の申請も行う予定。2014年の発売を目指す。
SB3カプセル内視鏡システムは、画像解像度がこれまで以上に高いことが特徴で、カプセル内視鏡の消化管内の移動速度に応じて撮像フレームレートが自動的に切り替わる機能が付いている。また、同システムのソフトウェアも改良され、読影効率の向上が期待されるという。
同社は世界で初めてカプセル内視鏡を開発した企業。日本では、小腸用カプセル内視鏡のPillCamSB2Plusを発売しているほか、今年7月には国内初の大腸用カプセル内視鏡PillCamCOLON2の承認を取得している。