【World Topics】平均寿命は延びたけれど・・・
公開日時 2013/09/20 03:50
アメリカ人の平均寿命は1990年から2010年までの20年間に3年長くなり、75.2歳から78.2歳になった。
一方、アメリカ人が障害をもって生きる期間は1990年の平均9.8年間からほとんど変化がなく、2010年の平均は10.1年であった。
したがって、延びた平均寿命の3年はほぼ健康寿命の伸びであったことが分かる。
だが、OECDの国際比較調査結果によれば、アメリカ人の1990年の健康寿命は65.8歳で世界13位であったものが、2010年の68.1歳では世界26位にランクダウンしている。長生きだが、さほど健康ではない人生、ということになる。
ちなみに、健康寿命世界一は1990年も2010年も日本。それぞれ69.9歳、73歳である。