シンバイオ トレアキシン国内フェーズ2開始 「慢性リンパ性白血病」の適応追加で
公開日時 2013/05/09 05:00
シンバイオ製薬は5月8日、抗がん剤トレアキシン(一般名:ベンダムスチン塩酸塩)についてエーザイと共同で「慢性リンパ性白血病」の適応を追加するための国内フェーズ2を開始したと発表した。
慢性リンパ性白血病は日本での患者総数は2000人程度で、新規の罹患率は10万人に0.3人前後と希少な血液がん。12年6月に厚労省からオーファンドラッグ指定を受けている。
同剤は、再発・難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫の治療薬として10年12月から業務提携先のエーザイからトレアキシン点滴静注用100mgの製品名で販売されている。