英紙 GSKがゲント現会長の後任探しに着手と報道
公開日時 2012/11/01 04:00
グラクソ・スミスクラインがクリストファー・ゲント会長の後任探しに着手したと10月28日付、イギリスのサンデータイムズが報じた。
同紙によると、ゲント会長の後任獲得のために既にヘッドハンターが動き始めているとしているが、ロンドン・シティ街関係者の話として、ゲント会長の退任予定は直近ではなく2014年の株主総会の時期が有力で、最終的な退任時期は後任選定次第になるとしている。
ゲント会長は04年6月にグラクソ・スミスクラインに入社し、05年1月から会長職にある。グラクソ入社以前は約20年間、英ボーダフォンに在籍。1997年から2003年までは最高経営責任者を務めた。この間の2000年にはイギリス企業による最大の海外企業買収案件となる、ドイツの携帯電話会社マンネスマンに対する1120億ポンド(約20兆円)の敵対的買収も成功させている。