第54回日本小児神経学会/第53回日本神経学会
公開日時 2012/07/30 00:00
日本人対象の新規抗てんかん薬のエビデンス構築へ外科治療の有効性小児でも示される最近では一般社会でも話題になりつつある「てんかん」だが、日本と海外では外科治療の件数や導入時期、新規抗てんかん薬の適応範囲などに違いがあるとされている。5月17~19日までロイトン札幌で開催された第54回日本小児神経学会(会長:有賀正・北海道大学大学院医学研究科小児科学分野教授)、5月22~25日に東京国際フォーラムで開催された第53回日本神経学会(会長:鈴木則宏・慶応義塾大学医学部神経内科教授)では、てんかん治療に関する最新の研究成果が数多く報告された。その一部を紹介する。小児難治療性てんかん一期的全脳梁離断術で高い発作の完全消失率てんかん焦点切除術の適応とならない小児の難治性てんかんに対する一期的全脳梁離断術が...