ファイザー アクトスとホクナリンテープのジェネリックを18日に新発売
公開日時 2012/07/18 04:00
ファイザーは7月17日、2型糖尿病に用いるインスリン抵抗性改善薬ピオグリタゾン錠15mg、同30mg(先発品名アクトス)と、経皮吸収型気管支拡張剤ツロプテロールテープ0.5mg、同1mg、同2mg(ホクナリンテープ)のジェネリックを18日に新発売すると発表した。ジェネリックを扱う同社エスタブリッシュ医薬品事業部門では、今回発売する品目を含め、27成分58品目のジェネリックをラインナップする。
同社のジェネリックのうち代謝・内分泌領域の医薬品は、▽糖尿病性末梢神経障害に伴う自覚症状に用いるエパルレスタット(キネダック)▽αグルコシダーゼ阻害薬ボグリボース(ベイスン)▽SU薬グリメピリド(アマリール)▽ピオグリタゾン――の4成分となる。
同社では「大切に、長く使われている標準的な治療薬」を手掛けるためエスタブリッシュ医薬品事業部門を組織し、自社の特許切れ製品(=長期収載品)やジェネリックを扱っている。