嫌われないMR
公開日時 2012/06/28 00:00
有限会社オフィス・ミヤジン医薬コンサルティング部門千葉・柏リハビリテーション病院人工透析内科部長宮本研今月のポイント▼医療専門職から好かれることを目指すMR(医薬情報担当者)教育が、製薬各社のプロモーションを困難な状況へと陥らせた。▼好かれるよりも「嫌われないMR」の育成を重視し、医療現場から有益な逆コールが届く可能性を高めるべき。▼MR活動には業界内のシェア争いだけでなく、国民が歓迎できる合理性や公益性も必要とされている。長年の勘違いMRは処方権限をもつ医師と、服薬指導や調剤を担う薬剤師を、長年の営業ターゲットとしてきた珍しい職業である。この2つのプロフェッショナルを狙った営業職として、長いプロパー時代を経ながら、試行錯誤しつつも大いに発展してきた。医療界の中で営業ターゲットを絞り込むこと...