サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児●営業一体物流を展開、物流子会社から配送営業262名投入●東名阪に地域密着型物流拠点新設、営業拠点も集約スズケンがＳＣＭ本部を設置、営業と併存する２大組織にしたのが2010年7月だ。以来2年弱、沈黙していたＳＣＭ本部が動き出した。本部長の浅野茂常務は、物流センター構築を展開した05年からを「第１次物流構想」と位置付け、この4月から「第２次物流構想」の実施段階に入ったという。物流の集約、商物分離路線から、商物一体路線に舵を切る。調剤市場50%時代への対応がキーワードだ。東日本大震災で首都圏3センターが被災した同社だが、ＳＣＭ戦略は大胆な方向転換で新潮流を生むのか。浅野常務に取材した。センター構築構想は11月終結営業一体物流は4月からスタート浅野常務は...