担当地域の医療連携の実態を知る
公開日時 2012/01/30 00:00
担当地区で選ばれるMRになるサンテ医業コンサル代表田中豊章情報化の時代、MRの皆さんにも会社・得意先・関連会社などから情報がたくさんあると考えられますが、厚生労働省など公的なデータをもとに担当エリアの分析などが出来れば、担当医療機関の先生方の役に立つことができます。それは実は、無料の公的データを活用してできるのです。今回は、MRの皆さんから質問の多かった項目、主な施設基準の届出状況について解説し、担当地域の医療連携の実態を見てみることにしましょう。医療連携点数届出は全病院の約3割医療連携は進んでいるのですか?という質問をよく受けます。「日本におけるクリニカルパスの普及に関する実態調査報告」(宮崎、武藤ら2008年)によると、200床以上の病院ではクリニカルパス導入率は91%との報告があります...