オリジナル創薬国家の誕生
公開日時 2011/12/27 00:00
【広州アリソン薬品研究有限公司総経理狩野徹】中国政府は“十二五”計画(第12次5か年計画)2012年新増課題申告案内書の中で、今後、自国は医薬強国になる、またそのために国内製薬企業の創薬のためにあらゆる面を奨励し支援していくと言っています。“十二五”のスタートの年、中国政府がこのような発言を行う背景には、実はここに来て国内発の1類新薬が次々と登場してきたからなのです。では、登場してきた1類新薬とはどのようなものか、またそれらは今後、同様な影響を国内の医薬品市場に与えて来るのか、ご紹介します。オリジナル分子標的治療薬2011年6月7日、貝達薬業は自社オリジナルの分子標的治療薬として、IcotinibHydrochlorideTablets(Conmana)の1類新薬承認を取得しました。このCo...