本誌の製薬会社調査 薬学6年制卒業生 初任給は「修士修了と同水準」がほとんど
公開日時 2011/07/27 04:01
ミクス編集部は、薬学教育6年制の初の卒業生が来春に誕生することを受け、製薬会社に対し同学生の採用意向について調査した。その中で同卒業生を採用する際の初任給の額について聞いたところ、ほとんどの社が「修士修了と同水準」だった。
調査は55社から回答。「採用予定なし」「非開示」などの12社を除いた43社のうち、初任給は「修士修了と同水準」は38社。最高額(手当て含まず)はMSDの27万円だった。
6年制卒業生の採用について、「新卒採用なし」「非開示」など7社を除く全てが「採用予定あり」と回答し、ほとんどが営業部門の配属を計画。7社では従前の4年制卒業生とは異なる職種で募集していた。具体的には科研製薬、興和創薬、塩野義製薬、第一三共、大鵬薬品、中外製薬、ファイザーで、研究や開発、生産部門が多かった。
各社ごとの採用動向の調査結果は、8月1日発売の「MONTHLYミクス8月号」に掲載する。