薬剤師国家試験 4年制最後の合格発表 合格率は44.44%
公開日時 2011/04/01 04:00
厚生労働省は3月30日、薬学教育4年制で最後となる薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格者数は1455人、合格率は44.44%だった。
例年だと新卒者は1万人近い受験者で、合格率も85%前後。今年は前年に続き、06年度から薬学教育6年制が実施されており、4年制から6年制への移行期の中で試験は行われた。留年生や過去の不合格者などが主な受験者で3274人が受験し、合格率は前年の56.35%より12ポイント下回った。
内訳は新卒が155人が受験し、合格者52人、合格率33.55%(前年39.68%)。既卒者の「その他」の受験者数は3119人、合格者1403人、合格率44.98%(前年60.42%)だった。
合格率の最高は奥羽大学の70.18%、次いで近畿大学の69.44%、青森大学の67.74%と続いた。