ARBとカルシウム拮抗薬との配合剤市場
公開日時 2011/03/30 00:00
長期処方制限解除直後服用患者数が約10倍に長らく国内の新薬処方は、薬価基準収載から1年間は原則1回につき14日分が限度という「長期処方制限ルール」が適用されてきた。しかし、2010年10月、同じ効能・効果や用法・用量で1年以上の使用実績がある単剤を組み合わせた配合剤については、この処方制限の適用外とすることを中央社会保険医療協議会(中医協)で了承された。初めてこのルールが適用された配合剤は、降圧薬のアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)とカルシウム拮抗薬(CCB)の配合剤で、同年12月10日からエックスフォージ(一般名:バルサルタン+アムロジピン、ノバルティス)、レザルタス(オルメサルタン+アゼルニジピン、第一三共)、ユニシア(カンデサルタン+アムロジピン、武田薬品)、ミカムロ(テルミサル...