9～12歳でのBMIと胴囲、脂肪塊と、15～16歳での心血管リスク要因との関連性を、5235人を対象としたプロスペクティブコホート研究で検討。女子では、9~12歳時のBMIが１SD高いと、15~16歳時での心血管リスク因子のオッズ比が、高血圧（最大血圧：≥130 mm Hg）で1.23、高コレステロール（LDL：≥2.79 mmol/l）1.19、トリグリセリド1.43（≥1.7 mmol/l)となった。男子のオッズ比はそれぞれ1.24、1.30、1.96と同様の傾向。BMIと胴囲、脂肪塊との間には強い相関関係があるも、胴囲と脂肪塊は、単独では心血管リスク上昇せず。

BMJ. 2010 Nov 25;341:c6224. doi: 10.1136/bmj.c6224.
Association between general and central adiposity in childhood, and change in these, with cardiovascular risk factors in adolescence: prospective cohort study.