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FDA ガーダシルの肛門がん予防適応を承認

公開日時 2010/12/27 04:00

米食品医薬品局(FDA)は12月22日、米メルクのHPV(ヒトパピローマウイルス)感染予防ワクチン、ガーダシルについて、9歳から26歳までの男女におけるHPV6、11、16、18型によって引き起こされる肛門がんおよび関連前がん病変(肛門上内皮腫瘍:AIN)予防の適応を承認した。


同剤はすでに女性におけるHPV6、11、16、18型による子宮頸がん、外陰がん、膣がんおよび関連前がん病変の予防および男女におけるHPV6、11型によって引き起こされる性器疣贅予防の適応を取得している。
FDAのKaren Midthun生物製剤評価研究センター長は、「予防の手段としてガーダシルを使用することは、肛門がんそのものを減少させ、患者が耐えなければならない手術・放射線療法・化学療法を減らすのだから非常に重要」と同ワクチンの肛門がん適応を評価している。


肛門がんは希な疾患だが、近年増加傾向を辿っている。米国がん協会(ACS)によると、米国では毎年新規に5300人が肛門がんと診断されている。肛門がんの90%がHPV感染によるものと報告されている。
 

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