ランバクシー アリセプト・GE品の販売を開始
公開日時 2010/11/30 04:00
第一三共の子会社であるインドのランバクシー・ラボラトリーズは11月29日からアルツハイマー治療薬アリセプトのジェネリック品の発売に踏み切った。
アリセプトについては11月25日付でアメリカで特許失効となっているが、ジェネリック品については同日から180日間、ランバクシーの独占販売権が認められる。
インドのReligare証券は、この180日間でランバクシーの売上は2億5000万ドル超になるとの見通しを示している。
一方、アリセプトは世界市場で年商約38億4100万ドルで、このうちアメリカ市場は20億9700万ドルと約54.6%を占めている。
独占販売期間に関しては、アメリカでは法的に最初に承認申請を行ったジェネリックメーカーに対して、ジェネリック品販売開始時か、裁判所が特許に対して先発薬に不利な判断を下した時のいずれか早い方から180日と定められていることに基づいている。