IFPMA会長にアストラゼネカ・ブレナンCEO 副会長にアステラス・野木森社長ら
公開日時 2010/11/12 04:00
国際製薬団体連合会(IFPMA)は、11月10日、同日付で、新会長に、アストラゼネカのDavid Brennan CEOを選任したと発表した。エーザイの内藤晴夫社長兼CEOの任期満了に伴うもの。また、副会長には、イーライリリーのJohn Lechleiter 会長、社長兼CEOとアステラス製薬の野木森雅郁社長兼CEOが選任された。会長、副会長とも任期は同日から2年間。
Brennan新会長は、日本人初のIFPMA会長となった前任者・内藤会長に対して、「我々の業務に新しい視点を与えてくれ、製薬業界のグローバル化を推進した」と話し、同氏の実績と貢献を評価、謝辞を述べたうえで、「業界はヘルスケアの課題解決に重要な役割を果たすことを大衆に示し、信頼を獲得する必要がある」との覚悟を示し、同氏任期中での課題解決には、「課題を共有しながらコミット(関与)するという共同作業が(解決の結果に)本当の違いを生むことができる」と決意を語った。
Brennan氏は、米国研究製薬工業協会(PhRMA)執行委員会委員長、欧州製薬団体連合会(EFPIA)執行委員会メンバーなど業界団体で要職を務めている。