米ファイザーはこのほど今後５年間で８カ所の製造施設の操業停止と６カ所の規模縮小を柱とする世界規模の製造施設再編計画とこれに伴う6000人の従業員削減を発表した。昨年のワイスとの統合により、現在同社の全世界製造施設網は78カ所にまで膨らんでおり、この再編により、経費削減効果と今後増加するバイオ医薬品生産を効率化につなげたい考えだ。操業を停止するのは、プエルトリコのカグアス、アイルランドのラフベグ、アメリカのニューヨーク州ローシズ・ポイントの固形製剤製造施設、プエルトリコのカロリーナ、アイルランドのダブリンの無菌医薬品製造施設、アイルランドのシャンバレーのバイオ関連製造施設、バージニア州リッチモンドのコンシューマ・ヘルスケア関連製造施設、ニューヨーク州パールリバーのバイオ関連製造施設とコンシュー...