降圧剤市場におけるディテール活動状況
公開日時 2010/05/30 00:00
株式会社インテージRepTrack担当阿部勝配合剤の新製品が相次ぐ降圧剤市場で4月にはARBと利尿剤との合剤であるエカード(武田薬品)、コディオ(ノバルティス)の長期処方が可能となった。今回はRepTrackデータから降圧剤のディテール活動全般に加え、エカード、コディオの最新動向を分析した。1降圧剤のディテール分析表1のように降圧剤の各製品を6つのタイプに分けた。09年1月から10年1月までの13ヶ月間に129製品のディテールがあり、Ca拮抗薬(以下、CCB)がほぼ半数を占めていた。ARBは11製品だが、ディテール数の構成比はARBが最も多い(図1)。ARBを中心とした配合剤のディテール構成比は、09年1月のエカード及びコディオの承認後、30%前後で推移している。HP(100床以上)及びGP...