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ミクス編集部が病院薬剤部と臨床医を対象に行った3月度の医薬品採用・採用停止アンケート調査によると、病院薬剤部による新規採用では今年1月13日に発売を開始した成人気管支喘息治療薬シムビコート(アストラゼネカ)が第1位となった。コ・プロモーションを行っているアステラス製薬のシムビコートも第5位にランクされた。薬理作用が高く評価され、加えて医師からの要望も高いことが採用理由にあげられている。
2月度調査でトップだったDPP-4阻害薬ジャヌビア(万有製薬)も採用件数を増やしており、第2位にランクされた。第3位には、1月20日に発売を開始した肝細胞がん治療剤ミリプラ(大日本住友製薬)が入った。
◎GEへの処方切り替え鮮明に
3月度の医師の新規処方ランキングでは、万有製薬のDPP-4阻害薬が先月に続きトップとなった。一方、医師による処方停止ではGEへの切り替えが顕著で、医師の自由回答(自由回答欄参照)をみても、病院の方針としてGEへの切り替えが進んでいる状況がうかがえた。
本調査はMonthlyミクスが毎年行っている新薬採用アンケートに回答頂いた病院薬剤部から50病院(国公立、自治体、準公的、民間など)に定点観測をお願いし、毎月ごとの新薬採用・採用停止品目について集計した。臨床医についてはMCIとの協力により、内科系医師100人についてインターネットより回答を得た。
調査データの詳細および臨床医・薬剤部のコメントはミクスOnlineに掲載します。
http://www.mixonline.jp/MedicineResearch/tabid/162/year/2010/month/3/artctid/141/Default.aspx
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