経口血糖降下薬の臨床評価法に関するガイドライン案
公開日時 2010/01/28 00:00
国際標準視野に試験デザイン立案を日本人の安全性エビデンスを構築糖尿病治療薬の開発現場が、変わろうとしている。診断基準の改訂、新薬開発に重要な臨床評価法に関するガイドライン(GL)の策定―。いずれもここ数年の動きだ。この動きを読み解くキーワードは“国際標準化”。国際共同治験が広まる中、日本の糖尿病治療薬の臨床開発現場は岐路に立たされている。(望月英梨)「臨床試験の国際化が進む中、我々もこれを考えて行動しないといけない」─。非臨床・臨床試験を実施する際の指針となる「経口血糖降下薬の臨床評価法に関するガイドライン(GL)案」を策定した厚生労働科学研究班の主任研究者である加来浩平氏は、製薬企業の臨床開発担当者にこう呼びかけた。昨年12月18日に開かれたGL案をめぐる一般討論会でのひとこまだ。◎200...