Deals Of The Week ワイスとカタリスト 血友病治療薬の開発・商業化で提携
公開日時 2009/07/17 04:00
Pink Sheetでは、毎週「Deals of the Week」をテーマに、注目される提携、合併などのサマリーを解説している。第1回目として、ワイスとカタリストの提携を紹介する。
ワイスとカタリスト・バイオサイエンシズの提携は、カタリストの血友病治療薬第VIIa因子製剤CB813の共同開発・商業化を目指したもの。
同剤は、マーケットリーダーであるノボノルディスクのノボセブンと競合する。ノボセブンの2009年第1四半期の売上は3億4100万ドル。CB813はまだ前臨床段階だが、ノボセブンより効果が強く、長期作用型の可能性があるという。
ワイスは同剤を高く評価、前払い金2100万ドル、研究費とマイルストーン合わせ5億ドル以上と数千万ドル以上のロイヤルティを支払う。さらにカタリストの12人の正規従業員の人件費を負担する。ワイスの血友病領域は脆弱なため、ファイザー・ワイスとして同分野の強化を目指す模様だ。(The Pink Sheet 7月6日号より)
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