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RCTの結果でPSA検診の議論再燃-4

公開日時 2009/06/29 04:00
AUAはPSA検診を引き続き推奨

 では、PLCO研究が行われた米国では、両試験はどのように評価されているのだろうか。

 4月25日から米国シカゴで開催された米国泌尿器科学会議(AUA)では両試験の結果と、PSA検診のガイドライン(GL)の改訂が報告された。

 今回のAUAでは、GL委員長を務めるPeter Caroll氏が、「2つの論文の再検討に基づき、早期発見を望み、十分な理解がある男性に対し、PSAを推奨する」との考えを示した。Caroll氏は、「PSA検診は前立腺がんのリスクを判断するのに有用なマーカー。初期治療の選択や治療反応性の評価、2次療法の指針を補助する重要なツール」と述べている。

 なお、GLでは、これまでの基本方針を踏襲した上で、対象年齢を50歳から40歳に引き下げた。

 伊藤氏によると、40歳でPSA検診を受け、長期的なフォローアップを行うことで、発生リスクやPSA上昇速度を正確に算出できるので、がんの悪性度をより正確に推測できるなどのメリットがあるという。

 
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