12月15日にシンポ開催製薬協は12月15日に患者会との連携強化と共通目標実現に向けた取り組みの一環として「患者中心の医療を考える国際シンポジウム」を開催する。01年から２年ごとに開催しており、４回目。今回は、東大医療政策人材養成講座「患者の声をいかに医療政策決定プロセスに反映させるか」研究班が昨年10月にまとめた報告書をもとに、研究班による発表とともに、報告書に対する患者会側の意見表明が予定されている。国民（医療消費者）の医療政策に対する関心は高く、政策立案・決定者側もその声を軽視することができない状況のなかで、シンポジウムがどのような成果となって現れるか注目される。報告書は、医療政策決定プロセスに患者の声を反映させる仕組みづくりについて、06年度の医療制度改革を事例として多角的にそのプロ...