日医へのスタンスが焦点の大阪府医師会会長選挙
公開日時 2007/12/31 00:00
勢力が二分、“リベンジ派”苦戦か大阪府医師会の会長選挙が泥沼化の展開をみせている。大阪府医は前回(06年4月)の日本医師会会長選で、現在の唐澤祥人会長に敗れた植松治雄・前会長の出身母体。リベンジを主張するグループと、前回日医会長選挙は過去のこととして、現日医執行部と融和を図りたいグループに二分し、府医会長選挙が20年ぶりに行われそうな状況だ。現府医執行部の柔軟路線に苛立ち昨年12月2日に大阪・梅田の高級ホテルで、「伯井俊明君を励ます会」と称するパーティーが行われた。伯井氏は、2004年4月から06年3月まで、植松・日医執行部で常任理事を務めた。「励ます会」は、この伯井氏の大阪府医会長選の立候補表明の舞台である。司会は松原謙二氏(現大阪府池田市医師会会長)が務め、伯井氏の応援団長として檄を飛ば...