誰でも転職できるわけではない
公開日時 2008/02/29 00:00
最近の若者気質の影響か、それとも市場環境の悪化により、仕事が難しくなっているためか、新薬上市予定のない中堅企業を中心に「辞めたい病」が蔓延しているようです。厳しいことはやりたくない「隣の芝生は青い」とは言いますが、中堅企業のMRから見れば、大手や外資系企業は、青いように見えるのではなく、実際青いのです。新薬と比べ長期収載品で売上を伸ばすことは、はるかに難易度が高く、それどころか努力を怠れば、1割や2割はすぐに失うことになります。実績が上がらないと上司の追求も厳しくなり、日々のストレスレベルは明らかに高くなっています。おまけに給与やその他待遇にも差があるとなれば、転職したくなる気持ちはよく分かります。しかしながら、転職希望の若手MRの多くは、「仕事から逃避したい」というだけであって、「隣の芝生...