わずか1票差で決着の大阪府医会長選
公開日時 2008/02/29 00:00
唐澤氏出馬なら日医改選は無風に現日本医師会執行部に「ノー」と言うのか、それともオール与党体制に与するか―。対日医戦略だけが争点となっていた大阪府医師会会長選挙は、2月14日の府医臨時代議員会(代議員総数270人)で行われ、現職の酒井國男会長135票、前日医常任理事の伯井俊明氏134票、白票1という、わずか1票差の劇的な展開で日医執行部を支持する酒井氏が勝利した。酒井氏の薄氷の勝利は、次期日医会長選挙で近畿医師会連合も唐澤祥人・現日医会長を支持する方向に舵をとることを意味する。大票田でかつ前回日医会長選には反唐澤で一枚岩だった近医連の方向転換は、次期日医執行部がオールジャパン体制をほぼ確定させたことにもなる。「反日医」か、「親日医」かの府医の激突は、全国の医師会、医療関連団体、厚労省はじめ関係...