EMA 新たに9剤に希少疾病薬指定を勧告
公開日時 2012/06/26 04:00
欧州医薬品庁(EMA)の希少疾病薬委員会(COMP)は、6月12~13日に第135回定例会議を開催し、英Aptiv Solutions(UK)社 のMetreleptinを含む9品目について、希少疾病用薬に指定することに対して肯定的見解(勧告)を付与した。
9品目は以下の通り。成分名、疾病、申請企業の順。
▽Metreleptin、Barraquar-Simons症候群、Aptiv Solutions(UK)社(英)
▽Metreleptin、Berardinelli-Seip症候群、Aptiv Solutions(UK)社 (英)
▽Metreleptin、家族性局所脂肪異栄養症、Aptiv Solutions(UK)社 (英)
▽Metreleptin、Lawrence症候群、Aptiv Solutions(UK)社 (英)
▽フィチン酸塩ヘキサナトリウム、calciphyaxis、Sanifit Laboratoris社(スペイン)
▽ヒトアポトランスフェリン、先天性低トランスフェリン血症、Sanquin Blood Supply Foundation社 (オランダ)
▽遺伝子組み換えヒトペントラキシン-2、特発性肺線維症、Appletree Europe社
このほか、ProPhase Development社(英)の免疫不全症患者におけるポリオウイルス感染症の予防薬、Albero社(スイス)の進行性家族性肝内胆汁鬱滞の治療薬の2剤がある。
次回第136回会議は、7月10~11日にスェーデンのウプサラで開催の予定。