エンブレースとドクターズ 新型コロナでMCS活用したオンライン健康相談スタート
公開日時 2020/04/03 04:50
エンブレースは4月1日、「Doctors Cloud」を運営するドクターズと、①医師による新型コロナウイルス感染症のオンライン健康相談、②医療介護従事者向けコミュニティ-の各サービスを開始したと発表した。新型コロナに関する健康上の不安をエンブレースの非公開型医療介護連携SNS「メディカルケアステーション(MCS)」を通じ、患者・家族が医師とオンラインチャットで相談ができる。コミュニティサービスでは、新型コロナウイルスの感染時に重篤化リスクのある患者への対応について、医療介護従事者同士のノウハウや実践例などを共有できる。
新型コロナウイルス感染症オンライン健康相談サービスは、MCSを通じ、Doctors Cloudの医師を中心とする医療チームに無料(期間:20年4月末)で相談することができる。治療中の疾患や既往歴などの個人情報も安心してやり取りできる。
さらに、問診結果に基づき看護師が担当医師を案内するほか、基礎疾患がある場合は、必要に応じて医療チームの専門医と連携する。なお、同サービスは「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づき、遠隔健康医療相談の範囲で実施する。
◎「新型コロナ感染症関連コミュニティサービス」
新型コロナウイルス感染時に重篤化リスクのある基礎疾患を持つ患者への対応として、医療介護従事者向けの「新型コロナウイルス感染症関連コミュニティサービス」を用意した。医療介護従事者のみアクセスできる非公開型の実名制コミュニティであるため、信頼度の高い情報収集や、地域や施設を超えた情報交換や相談が行える。基礎疾患がある患者への対応やCTによる画像診断など、領域に特化した情報も活用できる。Q&A形式で特定の質問についての回答を求めることも可能だ。