スズケン 子会社卸2社の社長交代へ 翔薬とナカノ薬品
公開日時 2019/02/27 03:50
スズケンは2月26日、子会社卸の翔薬とナカノ薬品の社長を4月1日に交代すると発表した。九州を商圏とする翔薬の新たな社長には、同社取締役でスズケン執行役員グループ戦略主幹の大黒勇一郎氏(上)が就く。栃木を商圏とするナカノ薬品の新たな社長には、スズケン参事、三和化学研究所執行役員営業本部副本部長の太田義美氏(下)が就任する。スズケンは、両社の社長交代理由について「経営体制の強化、充実と、さらなる企業価値向上を目指すもの」としている。
大黒氏、太田氏がそれぞれ代表取締役社長に就任することに伴い、翔薬の現社長の新道隆明氏、ナカノ薬品の現社長の遠藤正幸氏はそれぞれ代表取締役に異動。新道、遠藤の両氏は6月に開催予定の定時株主総会の終結をもって任期満了で取締役を退任。新道氏は相談役、遠藤氏は顧問となる予定。
翔薬の新社長となる大黒氏は、1993年6月に九薬(当時)入社。常務取締役経営統括室長、営業本部長を経て、2016年4月に取締役、スズケンの執行役員グループコミュニケーション部長、17年4月から現職。ナカノ薬品の新社長となる太田氏は、81年4月にスズケン入社。営業本部の構造改革推進室長、三重営業部長を経て、16年4月からスズケン参事、三和化学研究所に出向し現職。