スズケン ガバナンス強化で新組織 薬機法、GDP、販売情報提供活動GL遵守に向け
公開日時 2019/01/28 03:51
スズケンは1月25日、医薬品等の法規やガイドラインの遵守に向け、グループのガバナンスを強化するため「薬事統轄室」「リスクマネジメント・監査室」を2月1日に新設すると発表した。医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドラインや、医薬品医療機器等法、日本版GDP ガイドラインへの対応を強化する。
「薬事統轄室」では、これまで薬事関連部門や営業本部、ヘルスケア事業本部の医療情報部門などに分散していた機能や人員を統合し、効率的な運営管理とグループ各社との連携強化を図る。「リスクマネジメント・監査室」では、コンプライアンス、リスクマネジメント、内部統制、監査の効率的な運営とガバナンス体制を強化する。
組織変更に伴い取締役 専務執行役員の浅野茂氏が、リスクマネジメント・薬事担当を兼務。リスクマネジメント・監査室長には、執行役員の大田豊明氏が就任する。薬事統轄室長には、コーポレートコミュケーション部長の髙橋智恵氏が異動する。
同社は、これまで以上に医薬品等の法規・制度に則したコンプライアンスの徹底や品質向上に向けた体制の整備、ガバナンス強化が必要と判断。現在、社長直轄組織の「監査室」「リスクマネジメント統轄室」を廃止して、組織体制を改めることにした。
<訂正>(1月28日12:00)
髙橋氏の名前の表記に誤りがありました。下線部を修正しました。