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サイバネット AI搭載の大腸内視鏡診断支援ソフトの承認取得 ポリープの腫瘍可能性を提示

公開日時 2018/12/14 03:50

サイバネットシステム(東京都千代田区)はこのほど、AIを搭載した大腸内視鏡診断支援ソフト「EndoBRAIN(エンドブレイン)」が、医療機器として承認を取得したと発表した。オリンパスの超拡大内視鏡が撮影した画像から、切除する必要かある腫瘍性ポリープと、その必要のない非腫瘍性ポリープを推測し、腫瘍の可能性(パーセンテージ)を医師に提示する。発売時期は未定で、販売元となるオリンパスと協議の上で決定するとしている。

これは、オリンパスが開発した超拡大内視鏡「Endocyto(エンドサイト)」が撮影した高精細画像と併せて用いるソフト。Endocytoで撮影された大腸の内視鏡画像情報をコンピュータ処理し、画像から腫瘍および非腫瘍の可能性を数値化し、医師による病変の診断予測を補助する。臨床性能試験では98%の精度で「腫瘍性ポリープ」と「非腫瘍性ポリープ」を識別したとしている。

昭和大学横浜市北部病院消化器センター・工藤進英特任教授の内視鏡診断の技術と、名古屋大学大学院情報学研究科・森健策研究室にて研究されているAIアルゴリズムとを連携し、共同開発を進めてきた。

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