武田コンシューマーヘルスケア・トップ人事 前AZ呼吸器事業本部長の野上氏が社長就任
公開日時 2018/09/13 03:50
武田コンシューマ―ヘルスケアは9月12日、アストラゼネカ(AZ)日本法人で呼吸器事業本部長などを歴任した野上麻里氏が入社し、同日付で代表取締役社長に就任したと発表した。野上氏は8月31日付でAZを退社した。
武田コンシューマ―ヘルスケアは、「日本およびグローバルにおける消費財および医薬品業界において豊富な経験と実績を有する野上氏のリーダーシップのもと、『セルフケア』『セルフメディケーション』の領域で優れた製品と適切な情報の提供を通じて人々の健康に貢献していく、という取り組みをさらに加速させていく」としている。
野上氏は1992年にプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパンに入社し、日本と韓国双方を統括するスキンケア領域のマーケティング・ディレクターや、P&Gジャパン全体のブランドオペレーションを統括するジェネラル・マネージャーなどの要職を務めた。
2012年にAZに入社。執行役員兼プライマリー事業本部長などを歴任後、スウェーデンに2年間出向し、グローバル戦略部門で呼吸器領域の吸入製剤既存ビジネス責任者を務めた。帰国後は3事業本部のコマーシャル活動を支援するコマーシャルエクセレンス本部長に就任し、18年4月から8月末まで呼吸器事業本部長を担っていた。
武田コンシューマ―ヘルスケアでこれまで社長を務めていた福富康浩氏は、代表取締役 取締役会長に就く。