エムスリーとオプティム 画像診断支援AIオープンプラットフォームを構築、18年秋までに
公開日時 2018/07/27 03:50
エムスリーとIoTプラットフォームサービスを展開するオプティムは7月25日、世界中のあらゆる医療向け画像診断支援AIアルゴリズムが利用できる医療用画像診断支援AIオープンプラットフォーム「Doc+AI」(ドクエイ)の構築を開始すると発表した。2018年秋ごろのリリースを予定している。
「Doc+AI」は、オプティム社提供のAI・IoTプラットフォームを用いることで、世界中のどの医療用画像診断支援AIアルゴリズムでも利用でき、病院の様々な医療用画像管理システムや医療用画像撮影機器(=CT・MRIなど)も制約を受けずに利用できることが特長となる。両社は、「全身、全疾患の画像診断支援を可能とすることを目指している」という。
両社によると、CTやMRIなどの大手モダリティメーカーも「Doc+AI」に参加予定としている。
「Doc+AI」による画像診断支援は次のようなイメージとなる。「Doc+AI」に両社開発のアルゴリズムとともに、他社で開発された多様な診断アルゴリズムもラインナップされる。医師や病院は自由にラインナップから診断サポートとして使用したい最適なアルゴリズムを複数選択し、診療に役立たせることができる。