ヤンセン シンポニー皮下注の使い捨て製剤を承認申請 在宅自己注しやすく
公開日時 2018/04/05 03:50
ヤンセンファーマは、在宅自己注射の利便性を高めるため、関節リウマチなどに用いるヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤シンポニー皮下注50mgオートインジェクター(一般名:ゴリムマブ 遺伝子組換え)を承認申請したと発表した。現行はシリンジ製剤だが、今回承認申請したのは薬液を充填したシリンジに、ワンタッチで薬液を注入できるオートインジェクターが装着されたばね式の使い捨て製剤。
シンポニーは2018 年4月から関節リウマチ治療において在宅自己注射が保険適用される。同剤は、11年に「既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)」の効能・効果で承認され、17年3月には「中等症から重症の潰瘍性大腸炎の改善及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」の適応を追加した。今回の新たな製剤の承認申請は3月28日に発表された。