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日医工、あゆみ製薬 レミケードBSを本日発売 ゼリア新薬も共同販促

公開日時 2017/11/29 03:52

日医工は11月28日、リウマチや潰瘍性大腸炎などに用いるレミケードのバイオ後続品(以下、レミケードBS)について、29日の薬価収載と同時に販売を開始すると発表した。製品名は「インフリキシマブBS点滴静注用100mg「日医工」」で、消化器領域に強みを持つゼリア新薬と共同販促する。また、日医工100%子会社のヤクハン製薬が承認を取得し、リウマチ・整形領域を強みとするあゆみ製薬が単独販売するレミケードBS(製品名:インフリキシマブBS点滴静注用「あゆみ」)も29日から販売を始める。

レミケードBSの薬価は100mg1瓶5万6382円。先発品の薬価は8万3243円のため、レミケードBSは対先発品薬価で68%となる。今回発売するレミケードBSは、日本化薬に次ぐ2番手となる。

日医工はバイオシミラー部所属のMR32人を含むMR300人体制で、レミケードBSの情報提供活動を行う。ゼリアのMR約300人はレミケードBSの消化器関係の適応を中心に、あゆみはMRとBS専門担当者の計約110人がリウマチ・整形関係の適応を中心に、それぞれ情報提供活動する。なお、日医工が販売するレミケードBS、あゆみが販売するレミケードBSとも製造ラインは同じ。

レミケードBSの効能・効果は、関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止含む)、尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、感染性紅皮症、中等度から重度の活動期にあるクローン病、外瘻を有するクローン病患者、中等症から重症の潰瘍性大腸炎(既存治療で効果不十分な場合に限る)――。先発品が持つベーチェット病や川崎病などの一部効能や、増量投与などの一部の用法・用量は含まれない。

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