参天グループ 緑内障・高眼圧症治療薬コソプトのAGの承認取得 発売は検討中
公開日時 2017/08/25 03:51
参天製薬グループはオーソライズド・ジェネリック(AG)事業に参入する。同社100%子会社の参天アイケアが8月15日付で、参天本体が製造販売している緑内障・高眼圧症治療薬コソプト配合点眼液(一般名:ドルゾラミド塩酸塩/チモロールマレイン酸塩)のAGの承認を取得した。
参天グループとして初のAGの承認取得となる。コソプトAGの製品名は「ドルモロール配合点眼液「SEC」」。同AGは12月の薬価追補収載が見込まれるが、参天は同AGを発売するかどうか、参天本体も同AGを取り扱うかどうかなど今後の販売戦略は検討中としている。コソプトの通常の後発品(GE)の承認を取得した企業が今回なかったことが、今後の戦略に影響しているとみられる。
参天アイケアは16年に設立された。参天アイケアの事業内容など詳細を開示していないが、少なくともAGの製造販売元との位置づけの会社とみられる。