厚労省監麻課 中国で日本語表記のB肝治療薬・ベムリディ錠の偽造品流通で注意喚起

公開日時 2017/07/13 03:51
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厚生労働省とギリアド・サイエンシズは7月12日、B型慢性肝炎治療薬・ベムリディ錠25mg(ギリアド・サイエンシズ)の日本語で表記された偽造品が確認されたと発表した。同剤は中国では未承認で、日本からの輸入品と見せかけて販売されていた。厚労省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課は、医療機関や保険薬局に対し、「偽造品を発見した場合には、決して流通させたり、調剤したり、服用したりすることなく、保健所や都道府県に相談する」よう注意喚起した。現在までに国内では、同様の偽造品は発見されておらず、健康被害も確認されていない。


ギリアド・サイエンシズによると、偽造品の成分は葉酸のサプリメントだったという。今年4月に偽造品を手にした中国人患者からギリアド・サイエンシズのホームページ上に、本物かどうか確認するメールがあったことから発覚し、同社が厚労省に報告。その後、同様の複数の問い合わせがあったことから、注意喚起するに至ったという。


厚労省監視指導・麻薬対策課は、日本語表記にすることで、本物に見せかけた可能性が高いとして、中国人による中国での偽造品流通を狙ったとの見方を強めている。


◎製品ボトルのふた、箱の封かんなどに違い


偽造品と正規品の間には、包装(箱)、製品ボトルのふた、錠剤の外観などに違いがある(偽造品は写真参照)。


偽造品の特徴は、▽箱に封かんシールがない、▽ボトルのふたがオレンジ色(正規品は青色)で、チャイルドレジスタンスキャップではない、▽側面に製品名の記載がなく、不自然に空白がある、▽開封口のミシン目のつくりが雑である、▽ラベルの抗ウイルス化学療法剤の「化」が中国で用いられている字体である――など。錠剤の外観も、偽造品では白色だが、正規品は黄色のフィルムコーティング錠丸型(直径8mm、厚さ4mm)と違いがある。

 

 

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