ノバルティス がん領域3製品をGSKから承継
公開日時 2015/10/22 03:52
ノバルティスファーマは10月19日、グラクソ・スミスクライン(GSK)からのオンコロジー事業の譲渡に伴う製造販売承認の承継について、対象製品のうち3製品を11月2日に承継すると発表した。
その3製品は以下のとおり。
▽ヴォトリエント(一般名:パゾパニブ塩酸塩)
効能・効果:悪性軟部腫瘍、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
▽レボレード(一般名:エルトロンボパグ オラミン)
効能・効果:慢性特発性血小板減少性紫斑病
▽アーゼラ(一般名:オファツムマブ遺伝子組み換え)
効能・効果:再発又は難治性のCD20陽性の慢性リンパ性白血病
ノバルティスのパーケージでの流通開始は、ヴォトリエントとレボレードは2016年1月、アーゼラは同年2月を予定する。
他の承継予定製品である▽タイケルブ(一般名:ラパチニブトシル酸塩水和物)▽アラノンジー(一般名:ネララビン)▽ゾフラン(一般名:オンダンセトロン塩酸塩水和物)--については、2016年前半の完了を目指す。