ジャズファーマシューティカルズジャパンは1月29日、東京都から「第一種医薬品製造販売業許可」を取得したと発表した。同社は、アンメットメディカルニーズの高い患者向けの治療法開発に注力するバイオ医薬品企業。日本において難治性てんかん治療薬の第3相臨床試験を現在実施している。

同社は、アイルランドのダブリンに本社を置くJazz Pharmaceuticals plcの子会社で、2024年3月にGW Pharmaから社名を変更したグローバルなバイオ医薬品企業。すでに、てんかん治療薬からがん治療薬に至るまで、多様な上市済み医薬品のポートフォリオを有している。また、神経科学および腫瘍学分野の革新的治療薬のパイプラインを支えている。

ジャズファーマシューティカルズジャパンの篠原久治代表取締役は、「第一種医薬品製造販売業許可の取得は、弊社にとって、今後の日本での活動の重要な一歩となる」と強調。「日本において第3相臨床試験実施中の難治性てんかん治療薬もその一つ。この領域では、患者さんとそのご家族の治療の選択肢が限られているため、新たな治療法が強く求められている。長年にわたり神経科学と腫瘍学における深い専門知識を基に、患者さんとそのご家族の人生を変える可能性のある医薬品の開発に尽力しながら、その目的を果たしている」と述べた。