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武田薬品 cTTP治療薬・アジンマ静注用1500を発売

公開日時 2024/05/31 04:48
武田薬品は5月30日、先天性血栓性血小板減少性紫斑病(cTTP)治療薬「アジンマ静注用1500」を発売した。世界初の遺伝子組換えADAMTS13製剤であり、cTTPを効能又は効果とする唯一の治療薬という。薬価は、1500 国際単位1瓶(溶解液付) 121万2026円。

アジンマ(遺伝子組換えヒトADAMTS13、一般名: アパダムターゼ アルファ(遺伝子組換え)/シナキサダムターゼ アルファ(遺伝子組換え))は日本人5例を含むcTTP患者を対象とした臨床第3相試験「281102試験(NCT03393975)」と臨床第3b相継続試験の「TAK-755-3002(NCT04683003)のデータに基づき、2023年8月16日に厚労省に製造販売承認申請を行い、24年3月26日に製造販売承認を取得していた。

同社の濱村美砂子ジャパン ファーマ ビジネス ユニット希少疾患事業部長は、「アジンマをこれまで治療選択肢が限定されていたcTTP患者さんに対する新しい治療選択肢としてお届けし、一人でも多くの患者さんに貢献できるよう尽力する」とコメントしている。

cTTPは、ADAMTS13酵素の欠乏によって生じる超希少かつ慢性の血液凝固障害。血小板減少症、微小血管障害性溶血性貧血、頭痛、腹痛を含む急性症状や消耗性の慢性症状を伴い、未治療のまま経過すると急性血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)イベントの死亡率は90%を超える。

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