中医協総会 ケレンディアは2.7%、ラゲブリオは8.2%薬価引下げ了承 費用対効果評価で 7月1日適用
公開日時 2024/04/11 04:52
中医協総会は4月10日、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病治療薬・ケレンディア錠と、経口新型コロナ治療薬・ラゲブリオカプセルについて、費用対効果評価の結果に基づき、薬価を引き下げることを了承した。ケレンディアは2.7%、ラゲブリオは8.2%、それぞれ薬価を引き下げる。医療機関における在庫への影響などを踏まえ、新薬価の適用日は7月1日となる。
費用対効果評価により7月1日付で薬価が引き下げられる製品は以下の通り(カッコ内は成分名と企業名)。
▽ケレンディア錠10mg、同20mg(フィネレノン、バイエル薬品)
薬効分類:219 その他の循環器官用薬
10mg1錠 現行薬価:147.90円 → 新薬価:143.90円
20mg1錠 211.60円 → 205.80円
H1(市場規模が100億円以上)
▽ラゲブリオカプセル200mg(モルヌピラビル、MSD)
薬効分類:625 抗ウイルス剤
200mg1カプセル 現行薬価:2,357.80円 → 新薬価:2,164.90円
H1(市場規模が100億円以上)