医師が必要と考える災害対策とは
公開日時 2024/02/01 00:00
1月1日に発生した能登半島地震は、石川県輪島市や珠洲市などを中心に甚大な被害をもたらしました。MRの皆さんのなかにも、被災地支援に携わった方もいるかと思います。近年、自然災害が多発するなかで、災害医療体制や医療機関の防災対策の充実強化が求められています。そこで今回は、医師たちの被災経験や被災地での支援経験を調査するとともに、日頃から取り組むべき対策についてどのように考えているかを尋ねました。罹災経験のある医師は14%医療支援の経験者は4割強近年、地震や豪雨などの自然災害が多発し、医療機関においてもBCP(事業継続計画)をはじめ災害を想定した体制整備が重視されるようになっています。昨年11月にインターネットで医師120人に対し、勤務先や地域で自然災害を経験したことがあるかを調査したところ、17...