多用な視点や知見を得る社員こそイノベーターだ
週休3日、副業・兼業、自己投資支援の導入意図とは
公開日時 2022/10/01 00:00
ヘルスケアプロバイダーを具現化する塩野義製薬の人材育成製薬業界で週休3日制をいち早く取り入れたのが塩野義製薬だ。すでに他業界ではユニクロや日本IBMなどに導入実績がある。こうした制度導入の狙いとは?同社は大学院でのリスキリング(学び直し)などを想定し、22年4月に制度運用を始めたと説明してくれた。同時期に社員の副業についても解禁した同社。目指すのは、「社員に多様な視点や知見を持ってもらうこと」だ。製薬企業を取り巻く環境変化を社員一人ひとりが体感し、ビジネスのさらなる技術革新に期待を寄せる――。同社の働き方改革は、外部の知見を取り入れることで“人材に育ってもらう”ということを狙いに定めた。手代木功社長の掲げる「ヘルスケアプロバイダー」を具現化する人財育成で新たなステージ...