日本ジェネリック 次期代表取締役社長に井上祐弘常務取締役を内定 三津原庸介社長は代表取締役会長に
公開日時 2022/06/15 04:48
日本ジェネリックは6月14日の取締役会で、井上祐弘常務取締役を代表取締役社長に昇格させる人事を内定した。6月23日開催予定の定時株主総会とその後の取締役会の承認を経て正式に決定される。現・代表取締役社長の三津原庸介氏は、代表取締役会長に就任する予定。
日本ジェネリックの親会社である日本調剤は、昨年10月に徳島県から業務停止命令を受けた連結子会社の長生堂製薬の行政処分を重く見て、同社の全株式を日本ジェネリックに譲渡する決議を行った。これにより長生堂製薬は日本ジェネリックの完全子会社、日本調剤からみると完全孫会社となった。
今回の代表取締役の異動について日本ジェネリックは、「現社長のもと社内体制の整備が進んできたことから、新たな経営体制に移行することで事業環境の変化にスピーディーに対応し、持続的な成長と企業価値の向上を目指すため」と説明している。なお、次期代表取締役社長に就任予定の井上祐弘常務取締役は、2016年に日本ジェネリックに入社。人事総務部長を経て2017年6月に常務取締役(現任)、2020年6月から長生堂製薬取締役を務めている。