厚労省 コミナティとスパイクバックスの添付文書改訂を指示 高齢者等への4回目接種を追記
公開日時 2022/04/27 04:50
厚生労働省医薬・生活衛生局は4月26日、新型コロナワクチンのコミナティ筋注(製造販売元:ファイザー)とスパイクバックス筋注(同武田薬品)について、それぞれの添付文書に高齢者等への4回目接種に係る記載を追記するよう指示した。25日の薬食審・医薬品第二部会でこの添付文書改訂が了承されたことを受けた指示となる
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今回の添付文書改訂では、両ワクチンとも用法及び用量に関連する注意の「追加免疫」の枠内で、大きく2か所改訂する。ひとつは4回目接種についてで、「4回目接種については、ベネフィットとリスクを考慮した上で、高齢者等において、3回目の接種から少なくとも5ヵ月経過した後に接種を判断することができる」と追記する。もうひとつは、2回目の接種から3回目までの接種間隔に関するもので、これまでの「少なくとも6ヵ月経過した後」から、「少なくとも5ヵ月経過した後」に改訂し、1カ月前倒しする。