薬食審 2月12日に第二部会 ファイザーの新型コロナワクチン「コミナティ筋注」を審議
公開日時 2021/02/08 20:45
厚生労働省は2月8日、薬食審医薬品第二部会を12日に開催し、ファイザーが承認申請している新型コロナウイルスワクチン「コミナティ筋注」(一般名:トジナメラン、開発コード:BNT162b2)を審議すると発表した。
同ワクチンはファイザーと独BioNTechが共同開発したmRNAワクチンで、欧米で実用化されているもの。厚労省は、「審議の結果、承認して差し支えない旨の結論が得られた場合には、委員からの指摘等を適切に反映した上で、速やかに承認を行う見通し」としている。
一般的に承認が了承されても、委員の意見や指摘を踏まえ、添付文書の表現ぶりを変えるほか、申請企業に注意喚起の資材作成を企業側に求めることがあるという。委員からの指摘を踏まえ、必要に応じて一部修正などの作業を行った後、「速やかに承認する」ということになる。