「目利き力」活かすＭＲは次なる高みを目指す2020年はＭＲ活動にとって大きな変革を促される年となった。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う在宅勤務や外勤自粛にはじまり、医療機関からの訪問自粛要請の継続、さらにはメールアポイントの取得とリモート面談の実施などが求められた。FacetoFaceに慣れたＭＲ活動が瞬く間に効力を弱めていく。これまでも、病院の訪問規制やその突破方法に悩み、コール数や訪問件数をKPIとするSOV（シェア・オブ・ボイス）型ディテーリングからの脱却に取り組んできた。ただ、この１年間で、これら課題の解を一気に突き付けられた感は否めない。その一方で、Web会議システムを活用したリモート面談や社内会議を通じたテレコミュニケーションといった新たなカルチャーが根付きつつある。ミク...