4割が「今後はリモート面談を活用すべき」と前向き
ニューノーマル時代の新たなスタイルに転換を
公開日時 2020/09/30 00:00
コロナ禍における情報提供活動の新たな姿コロナ禍で、製薬各社はリモートの活用に踏み切った。病院薬剤部を対象にした本誌調査では、「今後はリモート面談を活用すべき」との回答が約4割を占めた。リモート面談を実際に活用した病院薬剤部も約4割で、体験した多くの医療機関がリモートを推奨する結果となった。製薬企業のMRによる情報提供も、リモートを前提としたニューノーマルの手法確立が求められている。メールや手紙を使ったコンタクト手段もあるなかで、MR自身がリモート面談まで漕ぎつけるケースは一部に過ぎない。ただ、コロナ禍で医療従事者側のリモートに対する意識の変容がみられることも事実で、これまで以上にリモート面談の目的と情報提供の質が問われることになる。すでにリモートを活用できるMRとそうでないMRの格差も広がっ...