サノフィ デュピクセント皮下注ペンの承認取得 在宅自己注射時の利便性向上
公開日時 2020/09/23 04:50
サノフィは9月18日、アトピー性皮膚炎などに用いるヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体・デュピクセント(一般名:デュピルマブ(遺伝子組換え))について、在宅自己注射時の利便性の向上が期待できる「デュピクセント皮下注300mgペン」の承認を取得したと発表した。これまでのシリンジ製剤「デュピクセント皮下注300mgシリンジ」に今回、オートインジェクター製剤が加わることになる。デュピクセントの在宅自己注射は2019年5月から保険適用されている。
デュピクセントは、▽既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎▽気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)▽鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)――の適応で承認されている。